ハマ☆スカとは

ハマ☆スカ ヨコハマ☆スカベンジ大作戦


ハマ☆スカに興味を持ってくださった皆様へ

ハマ☆スカとは

「 ヨコハマ☆スカベンジ大作戦 」 通称 「 ハマ☆スカ 」は
2003年にはじまった、ごみひろいのイベントです。
(※スカベンジ[scavenge]・・・英語で「ごみ拾い」を意味) 

コンセプト

「 愛する街へクリスマスプレゼント 」をメインコンセプトとして、
毎年の「旬」を取り入れた、横浜うまれのごみひろいパレード!!です。

背景

21世紀。私たちの住むこの地球では、ゴミ問題が深刻な内容として認識されてきました。
日本でも学校教育の中に環境問題の一つとしてゴミ問題が身近なものとして取り扱われ、
各行政を中心に「ゴミから資源という認識で取り扱う」資源循環の取組みが始まりました。

日本人が年間出すゴミの量は一人約400kgといわれています。
このゴミの排出量を平成22年度(2010年度)までに、
平成13年度(2001年度)に対し、30%(約120kg)を削減するため、
「G30」を合言葉に、神奈川県の横浜市は平成15年(2003年)に動き始めました。

  みんなで守ろう 豊かな地球 美しい自然 使い捨ての生活に 終止符ピリオドを
  みんなで創ろう 「環境行動都市」横浜 実践しよう ごみの削減とリサイクルを
  350万横浜市民が ごみ減量に挑戦します 平成15年1月8日 横浜市

しかし、実際、私たち市民は何から始めたらいいのでしょうか?
Recycle(リサイクルをする)、Reuse(くり返し使う)、Reduce(減らす)、Refuse(断る)。
4つの『R』を中心にもちろん私たちは努力を!それはわかっているのですが。。。。
ここで、私たちはもうひとつの『R』を提案します。『Rejoice』つまり喜ぶこと、喜ばせることです。
地球や、社会、住む街や、友達、家族、そして自分が喜んだり、喜ばせたりすることを
日ごろから考えること、それがゴミを減らす一番の方法ではないかと、私たちは考えます。

そこで、今年12月20日、たくさんの消費が生まれるクリスマスシーズンに、
初の横浜最大のゴミ拾いの祭典、『ヨコハマ☆スカベンジ大作戦2003』を開催します!
クリスマスこそ「誰かを喜ばすこと」を誰もが一番、考えているシーズン。
ハマ☆スカでは、市内外を問わず、ヨコハマを愛する人を1000人を募集して、
横浜駅、桜木町周辺を50チームに別れて、分別しながらゴミ拾いをします。
さぁ、愛する街、ヨコハマを一緒にrejoiceしましょう! 

 ・・・ 10年後 

2003年のクリスマスに横浜最大のゴミひろいパレード!! 『 ハマ☆スカ 』 が行われ、
あっという間に、10年がたちました。

その間、環境法が整備・改定され、人々の行動改革のもと、循環型社会構築がなされてきました。
横浜市の「G30」も目標達成し、新たな計画『ヨコハマ3R夢(スリム)プラン』が展開され、
つちかってきた協働の経験を礎に、市民と事業者が『つながり』を深め、地球温暖化という大きな
環境問題への取り組みも見据えて、次のステージへ挑戦しています。

 私たちひとりひとりの力は小さくても、つながって、ともに行動することで大きな力になる。

横浜市内・近隣の大学有志や環境サークルのメンバーが集った『 G30学生ネット 』 は、
横浜市政と共に歩み、ハマ☆スカを、10年継続して展開し、そして解散しました。
当時、学生だったメンバーは、大学を卒業して社会のそれぞれの道に飛び出していきましたが、
現役の学生たちが中心になり、卒業して社会人になった当時の学生たちも一緒になり、
年に一度、大勢の同志が集う、同窓会のように、現在もハマ☆スカは行われています。

 やがて、、、ハマ☆スカでうまれた 『 愛する街へクリスマスプレゼント。 』 の気持ちは
 人々の心に広がり、クリスマスのシーズンである12月には、横浜の各地で、サンタになって、
 ごみひろいが行われるようになり、横浜うまれの新しい文化として仲間入りしました。
 
今では、クリスマスシーズンの12月に、同じ気持ちを持って開催していたイベントが集う
『 ハマっ子★サンタ記念日♪ 』 として、横浜が大好きな方(ハマっ子)が
『 笑顔あふれるつながりを広げ、もっと大好きなヨコハマへ。 』 と 同時期開催をしています。

 ・・・ コミュニケーションをより深く・楽しく 

『 ごみ拾いはスポーツだ!と考えれば、誰でも仲良くつながることができるはず。 』
そんな想いをうけて、スカベンジ(英語でゴミ拾いの意味)とオリンピックを
合わせた造語で「スカリンピック」と名付け、ごみ拾いの祭典としても展開しています。

祭典では、ごみの種類によってポイントを設定し、拾った重量をそれぞれポイント化して
合計ポイントを競い合います。

ポイントについては、たくさん量を拾ったり、タバコなどたくさん動いたり、
チーム人数で割ることで、ごみ拾いを頑張った程、評価されるよう係数を設定
(2003年からのハマ☆スカデータをもとに、近年のハマっ子★サンタ記念日♪の実績より設定)。
ごみの分別は、6分別(たばこ、缶、ビン、ペットボトル、燃やすごみ、その他ごみ)を基本として、
すべての人が自己ベストを目指し全力で楽しめるようにルールを設定しています。

 ・・・ そして

2020年は「リモ☆スカ」、
2021年も集合開催をせず「続・リモ☆スカ」として開催することにしました。

ごみ拾いの新様式「リモ☆スカ」をすゝめるに至った背景を説明します。
新型コロナウイルスが終息しない中、横浜の街に集まってイベントとして開催することは、
参加者やその家族の感染リスクを拡大させることにつながってしまうと考えました。

それは私たちの考える『Rejoice』つまり喜ぶこと、喜ばせることにはつながらない。
だから、みんなに会いたいけど、いつか再会するために、
あえて集まることをやめることにしました。

新しい生活様式を余儀なくされている中、
今まで見えていなかった感謝の気持ちに気づくこともあったと思われます。
医療従事者や自分の生活を支えてくれるあらゆる人たち、もちろん家族。

「ごみ拾いという行動」は大切だけども、イベントとして集まってまで、今このときに必要か?
この機会に初心を見つめなおし、ごみ拾いはあくまで目的ではなく手段の一つであると考えて、
ごみ拾いの新様式「リモ☆スカ」をすゝめることとし、皆さんにも伝えることにしました。

 ・・・ いよいよ

ハマ☆スカは、2022年に「20周年」をむかえます。

さぁ、これからもやりまスカっ!

ヨコハマ☆スカベンジ大作戦実行委員 一同


問い合せ先
ヨコハマ☆スカベンジ大作戦メール hamasca@gmail.com

WEB
ヨコハマ☆スカベンジ大作戦WEB http://www.hamasca.com